ダイジェスト&ギャラリー
11 SHOTS【作品について】
HAME-21 自称芸人の夜、連れ出しの先に見た欲望と日常
笑いの仮面を剥いだ男の、赤裸々なナンパ劇。
夜の帳が下りた居酒屋。自称芸人「パイチン田中」の軽薄な笑いが、ざわめきに紛れて響く。酔客たちの熱気に包まれ、カメラはひそやかに、その一挙手一投足を捉えていく。狙いは、孤独を抱えた女性たち。言葉巧みな誘い文句、計算されたボディタッチ。その手口は、まるで舞台の台本通り。だが、カメラが捉えたのは、作り込まれた笑顔の裏に隠された、剥き出しの欲望だった。連れ出された女性が見せる、戸惑い、そして諦め。盗撮された映像には、都会の片隅で繰り広げられる、生々しい人間模様が映し出される。それは、滑稽であり、同時に、目を背けたくなる現実。笑いと欲望、そして虚無感が入り混じる、夜の街の肖像。明日の記憶に残るだろうか、一瞬の夢。そして、また繰り返される、日常という名の舞台。
- ▸飾らない欲望の渦
- ▸日常に潜む狂騒
- ▸予測不能な展開










