月
ダイジェスト&ギャラリー
21 SHOTS【作品について】
奴●通信 No.19 月咲舞:触れてはいけない領域への誘い
一線を越える瞬間、心は狂おしく疼き出す。
雨上がりの午後の教室。誰もいないはずの空間に、二人の影が寄り添う。月咲舞の吐息が、湿った空気に溶けていく。交わす言葉は少なく、ただ互いの存在を確かめ合うように。触れ合う指先が、微かな熱を帯び始める。知ってはいけない、踏み込んではいけない領域。分かっているのに、抗えない衝動が全身を駆け巡る。罪悪感と高揚感が入り混じり、心臓が激しく鼓動する。一瞬の静寂の後、何かが崩れ始める予感。日常という名の壁が、音を立てて崩れていく。残されるのは、後戻りできない二人だけの秘密。甘美で危険な香りが、静かに漂い始める。月咲舞の瞳の奥に、揺らめく炎が見えた気がした。禁断の扉が開かれる瞬間。
- ▸抗えない引力
- ▸壊れていく理性
- ▸高揚と焦燥の狭間





















