ダイジェスト&ギャラリー
41 SHOTS【作品について】
【検証21】心身喪失の果て クロロホルムの記録
意識は遠のき、身体は沈む。抵抗できない、深淵の闇へ。
視界が揺らぐ。嗅いだことのない、甘いような、それでいて不快な匂いが鼻腔を突き刺す。目の前がぼやけ、平衡感覚が失われる。君の身体は、意志とは裏腹に、徐々に力を失っていく。抗おうとする指先は空を掻き、声は喉の奥でか細い喘ぎに変わるだけ。冷たい床に押し付けられる背中。視界の端に映るのは、歪んだ男たちの顔。彼らの手が、無慈悲に君のタイツを引き裂く。肌を這う感触は、ただの不快。寒気が全身を駆け巡る。思考は霧散し、ただ本能的な恐怖だけが残る。意識の淵。微かに聞こえるのは、彼らの荒い息遣いと、君自身の、もはや悲鳴とも言えない掠れた音。しかし、その声は誰にも届かない。君はそこにいる。しかし、君はもう、君ではない。主観で見る、その冷酷な現実。抗う術もなく、ただ、そこに存在することしか許されない。
- ▸消えゆく意識、絡みつく手
- ▸無力な身体への冷酷な侵犯
- ▸見る者の倫理を問う記録








































