神
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21 SHOTS【作品について】
神田千枝 他 ふるさと物語 息子に犯●れた五十路六十路もんぺお母さん 6
土の匂い、汗の熱。背徳が染み付く故郷で、母たちはただ耐える。
古民家の土間、ひんやりとした空気が肌を刺す。埃と土の匂いが立ち込め、湿った畳の感触が足の裏に伝わる。そこにあるのは、母たちの、くぐもった呼吸と、乾いた木戸が軋む音ばかり。息子と名乗る男の、熱い息遣いが首筋を這い、肌に鳥肌が立つ。古びたもんぺの奥、荒れた手が無遠慮に肌を掴む。その指先の冷たさ、やがて熱を帯びる汗。全てが、抗い難い現実を突きつける。 腰が浮き、軋む床板。視線は虚空を彷徨い、口元からは、絞り出すような微かな嗚咽。頬を伝う熱い雫、それは涙か、それとも脂汗か。老いた身体が、無理やりに開かれる。皮膚のたるみ、浮き出た血管。その全てが、無慈悲な力に晒される。 生々しい肉のぶつかり合う音、滴り落ちる液体。それは、故郷の風景に似つかわしくない、獣じみた響き。母たちは、ただ目を閉じ、唇を噛みしめる。血の繋がりが生む、絶望的な重圧。その温もりは、甘美なものではなく、ただひたすらに、熱く、重く、そして汚れていく。
- ▸故郷の土間で、響く肌の鈍い音。
- ▸脂汗に濡れた肌、刻まれる絶望の熱。
- ▸血縁の重みに絡め取られ、ただ身体を晒す母たちの姿。























