ダイジェスト&ギャラリー
10 SHOTS【作品について】
発育した胸、羞恥に染まる黒髪。都会を走る電車内の秘密。
満員電車、それは日常という名の密室。欲望が蠢き出す。
夜の帳が下りた東京。最終電車は、疲れた人々を運び、同時に、秘めた欲望を運ぶ。微かに汗ばんだ肌が、吊り革を握る手に滲む。隣に立つのは、制服に身を包んだ黒髪の娘。都会の喧騒を切り裂くように、イヤホンから漏れる微かな音楽。規則的な電車の揺れが、昂りを加速させる。発育した胸が、押し寄せる乗客に圧迫され、一層存在感を増す。視線は絡み合い、言葉はなくとも、互いの感情を読み取っていく。息遣いが荒くなる。唾液の音が、妙に耳に響く。羞恥と快楽がないまぜになった表情。NHDTC-20501、それは、都会の片隅で繰り広げられる、刹那の官能劇。明日になれば、全てが幻のように消え去る。しかし、確かにそこに存在した熱を、彼女は忘れないだろう。
- ▸高鳴る鼓動、止まらない
- ▸都会の喧騒に隠れて
- ▸秘密の視線、絡み合う









