ダイジェスト&ギャラリー
21 SHOTS【作品について】
ヘンリー塚本の世界 母三部作 - 四十路、五十路の女たちが辿る情欲の軌跡
日常に埋もれた「母」たちの、密やかな欲望の扉が開く。静謐な情景に潜む、狂おしいまでの性愛。
畳の部屋に正座する、穏やかな微笑みをたたえた女性。その佇まいには、長き人生を歩んできた者の持つ静けさと、深い慈愛が宿る。しかし、その静謐な表情の奥底には、決して語られることのない、秘められた情欲の炎が燻っている。ヘンリー塚本が描く「母」たち。四十路、五十路を迎え、その身体には確かな歴史が刻まれている。 日常の風景の中に、ふと現れる破綻。エプロンを外した瞬間の解放感。台所の片隅で、あるいは誰もいないリビングで、彼女たちの肉体は抑えきれない衝動に身を任せる。シワの一つ一つ、たるんだ肌の曲線が、若い女性にはない成熟した色香を放つ。その動きは緩やかでありながら、一つ一つの所作に宿る重みは、見る者の心を深く揺さぶる。まるで古書を紐解くように、彼女たちの肌に触れ、その秘められた物語を読み解いていく。背徳的な情景は、淡々と、しかし確実に、見る者の倫理観を揺さぶり、静かなる狂気へと誘う。
- ▸時を重ねた女性の肉体が放つ、奥深く静かなる官能。
- ▸飾り気のない日常の中で、突如として訪れる情欲の瞬間。
- ▸母親、妻という仮面の下に隠された、真実の性。




















