藤
ダイジェスト&ギャラリー
16 SHOTS【作品について】
静寂に沈む檻 藤巻ゆかり 坂口蘭子、和装の奥底で
淡い光が射し込む闇、二人の女はただ、その場で絡み合う。
静謐な空間に、古い木材の香りが微かに漂う。藤巻ゆかりの白い肌が、障子越しの淡い光を吸い込み、どこか遠い過去の絵画のようだ。その瞳には、諦念とも恍惚ともつかない複雑な感情が宿り、見る者を深く誘い込む。傍らに横たわる坂口蘭子の肢体は、薄絹の着物が乱れ、結ばれた手首には赤い紐の跡が食い込む。彼女は視線を彷徨わせ、この状況から逃れようとするかのように、しかし無力に、ただ息を潜めている。 絡み合う指、絡みつく身体。言葉なき交流が、静かに、しかし確実に深淵へと二人を引きずり込む。玩具が触れる微かな音、濡れた肌が擦れ合う微細な摩擦音が、この閉鎖された空間の緊張を一層高める。和装の奥に隠された秘部は、見られることへの拒絶と、抗えない快感への扉を開いているかのようだ。彼女たちの肌に滲む汗は、恐怖か、あるいは狂気の一端か。静かに、しかし抗いようもなく、夜の迷宮は彼女たちを呑み込んでいく。
- ▸古民家で繰り広げられる耽美な閉鎖空間
- ▸和装の女体に刻まれる禁忌の痕跡
- ▸無言のまま交錯する視線と肌の熱















