ダイジェスト&ギャラリー
11 SHOTS【作品について】
通勤ラッシュで見つけた、抑えきれない衝動と巧みな誘い
通勤電車、見知らぬ彼女の憂いを帯びた表情に、高鳴る鼓動を抑えきれない。
朝の通勤ラッシュ、押し寄せる人波の中で彼女を見つけた。どこか憂いを帯びた表情、物憂げに窓の外を見つめている。微かに触れ合う肩、甘い香りが鼻腔をくすぐる。吊革を握る指先、華奢なリングが妖艶さを際立たせる。視線が絡み合う。逸らされるかと思いきや、彼女は微かに微笑んだ。その瞬間、理性という名のダムが決壊する音が聞こえた。高鳴る鼓動、抑えきれない衝動。彼女の視線は、まるで巧みな誘い。このままどこか遠くへ連れ去ってしまいたい。車内アナウンスが現実を引き戻す。目的の駅が近づく。別れの時が来た。しかし、彼女の微笑みは、まだ私を捉えて離さない。日常という名の檻から解き放たれた獣が、今にも牙を剥き出しそうだ。次に会う時、私は一体どうなってしまうのだろうか。期待と不安が入り混じる、危険な予感が全身を駆け巡る。ああ、もう止まらない。
- ▸憂いを帯びた横顔
- ▸指先に宿る妖艶さ
- ▸日常を侵食する衝動










