縄詩 夫の浮気縄 塩田友里恵

6 SIX··2026/07/04

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【作品について】

縄詩 夫の浮気縄 塩田友里恵 汗と涙が絡む背徳の調教

あの日、夫は別の女に縄をかけた。ならば私は、その縄で自らを罰する。

薄暗い部屋、裸電球が揺れる。天井から垂らされた麻縄に腕を絡め、塩田友里恵はゆっくりと体を預ける。縄目が鎖骨を這い、乳房のふくらみをなぞり、腰骨で結び目を作る。彼女の肌にはじんわりと汗がにじみ、鼻を掠めるのは麻の渋い匂いと、自分の皮膚の温かい香り。 夫が見知らぬ女に施したはずの縄を、今、自分が受けている。その事実が胸を締め付ける。縄が締まるたびに、嫉妬と悔しさが込み上げ、深い息が漏れる。指先が冷えた畳を掻き、膝がわずかに震える。唇からこぼれる声は、痛みと快楽の狭間で揺れる。 縛られた腕を動かせば、縄が擦れて赤い痕が浮かぶ。その痛みが、夫の裏切りを思い出させる赦しの儀式だ。塩田の目はうつろに天井を仰ぎ、涙がひとすじこぼれて頬を伝う。畳の上で、彼女はゆっくりと腰を浮かせる。縄の摩擦音と、自分の吐息だけが部屋に響く。体の奥が熱を持ち、縄目が食い込むたびにぞくりと背筋が震える。終わりのない罰が、今ここから始まる。

  • 肌に食い込む麻の感触
  • 縄目の痕が語る嫉妬
  • 濡れた瞳と震える吐息

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