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ダイジェスト&ギャラリー
21 SHOTS【作品について】
あの日、編集部に届いた一通の手紙。業界紙記者が追った高原ルミの不可解な記録。あなたはこの真実をどこまで信じられるか。
業界紙の片隅に埋もれた、一瞬の狂気。
それは、業界紙の編集部に届いた一通の投書から始まった。書き手は名もなきフリーライター。「高原ルミという女優の取材中、不可解な現象に遭遇した」と綴る。当初は荒唐無稽な話として扱われたが、追ううちに同じ証言が複数集まる。撮影スタジオで消えた備品、深夜の廊下に響く足音、誰も覚えていないはずのカットがフィルムに残っていた。 記者は独自に調査を開始する。関係者への聞き取りを進めるうち、ある共通点が浮かび上がる。高原ルミの撮影日だけ、時計の針が逆回りしたという証言。気温計の異常な数値。カメラマンが口を揃える「彼女の背後にいた白い影」。 すべての矛先は、彼女が最後に出演した一作に向かう。その作品は公開直後、なぜか回収された。現存するプリントは数本のみ。記者はそのフィルムを入手するため、地方の倉庫へ足を運ぶ。そして暗室で現像作業を始めた瞬間—背後から声がした。「やっと来たね」。振り返った先に、高原ルミが立っていた。彼女は今もなお、撮影を続けているという。
- ▸記者の執念が暴く沈黙
- ▸日常に潜む異界の気配
- ▸ラスト3行で変わる現実




















