ダイジェスト&ギャラリー
6 SHOTS【作品について】
着衣水泳部への体験入部(1) 黒スーツが水に濡れて張り付く、初めての感覚
スーツのまま水の中へ。初めての着衣水泳、その一歩目。
プールサイドに立つ、黒のスーツ姿。水を浴びるたび、布が肌に吸い付く。準備体操で腕を上げれば、ジャケットの内側に冷たい空気が入り込む。意を決して、プールへ足を踏み入れる。水がスカートの裾を伝い、太ももを包む。全身が沈む瞬間、スーツの重みが一気に増す。息苦しさと浮遊感が混ざる。カナヅチの自分は、水に浮くことすらままならない。ビート板を抱え、必死にバタ足。水しぶきが顔にかかり、目を開ければ歪む景色。水中歩行では、一歩ごとに抵抗を感じる。素潜りで耳に水が入る感触。恐怖と好奇心がせめぎ合う。濡れたスーツの冷たさが、次第に心地よくなる。
- ▸黒スーツが水を吸い重くなる
- ▸カナヅチが挑む水中歩行
- ▸ビート板で覚える浮遊感





