吉
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21 SHOTS【作品について】
【AIリマスター版】旅行先で紡がれる母と息子の秘められた一夜 吉野碧
雨上がりの山道、彼女の横顔に母を重ねた。
旅先の小さな宿。窓の外は雨上がりの山並み。彼女はゆっくりと帯を解き、着物がはだけ落ちる。浴衣の襟元から覗く白いうなじに、少年は息を飲んだ。まるであどけない頃、母の背中を見送ったあの日のようだ。 布団の上、彼女の指が少年の頬をなぞる。温かく、少し荒れた指先。旅先だからこそ許される距離感。唇が重なる瞬間、時が止まった。彼女の吐息が耳元で甘く響く。 夜が更けるにつれ、二人の動きは激しさを増す。彼女の腰を抱き寄せ、肌が重なる熱に溺れる。窓の外では蛙の声が響く。朝日が昇るまで、彼女は何度も少年を導いた。 目覚めた時、隣にはもう誰もいない。枕元に置かれた一輪の山百合が、夢の続きを思わせる。
- ▸宿の窓辺で交わす視線
- ▸湯けむりに揺れる記憶
- ▸朝まで続く追憶の抱擁





















