ダイジェスト&ギャラリー
13 SHOTS【作品について】
グラウンドを駆け抜けたその足で、夜の寝室へ。汗と体温が混じり合う秘密のトレーニング
日が落ちた後も、彼女の動きは止まらない。
夕暮れのグラウンド、彼女は一人、ランニングを続ける。白い息が闇に溶け、スポーツウェアが汗で肌に張り付く。シャワー室へ向かう足取りは軽く、湯気の立つ室内で衣類を脱ぎ捨てる。水滴が首筋を伝い、筋肉の収縮が目に見えるようだ。 タオルで体を拭く仕草、指が肌を滑るたびに、かすかな震えが走る。更衣室のベンチに座り、疲れた体を休める。ふと、窓の外の闇に視線をやる。誰もいないことを確認したかのように、彼女はそっと両脚を開く。 指先が太腿の内側をなぞる。汗が乾き始めた肌の上を、ゆっくりと。息が詰まり、唇から漏れる吐息が室内に響く。自分の指で、自分を慰める。グラウンドで溜めた熱を、今、ここで解放するように。 クローゼットの鏡に映る自分の姿。汗で濡れた髪、火照った頬、潤んだ瞳。もう一歩、もう一段階、自分を追い込みたいという欲求が、彼女の指をさらに深く導く。密やかな水音が、夜の静けさに消えていく。
- ▸汗ばむ肌が触れ合う距離
- ▸息遣いが重なる密室
- ▸追い込むほど燃える体温












