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ダイジェスト&ギャラリー
21 SHOTS【作品について】
一つ屋根の下で交錯する視線と吐息 小林真梨香 息子の熱に溺れる母
夕食の支度をしながらも、彼の部屋から漏れる気配に耳を澄ませる。
洗い物の手が止まる。背後から近づく足音に、彼の匂いが混じる。振り返る間もなく、濡れた手を掴まれ、腰を引き寄せられる。抵抗の代わりに漏れた吐息が、彼の耳朶を打つ。食器が流しに落ちる音も、もう遠く。テーブルに押し付けられた体は、彼の腕の中で小さく震える。キッチンの灯りだけが、絡み合う影を照らす。彼の指が、エプロンの紐を解き、スカートの裾をまくる。冷たい床に膝をつき、彼の熱を舌で辿る。一晩中、彼の部屋のドアは閉ざされたまま。朝、彼のベッドから抜け出し、鏡の前の自分を見る。首筋に残る赤い痕が、昨夜の記憶を蘇らせる。自分から彼を抱いたことに、罪悪感はない。ただ、彼の硬さが、奥で跳ねる感触が、忘れられない。
- ▸キッチンに立つ背中が震える
- ▸ソファで絡み合う影
- ▸浴室の曇りガラス越し





















