ダイジェスト&ギャラリー
21 SHOTS【作品について】
日本藝術浪漫文庫 五十路オカン拉致陵● 薄暗い部屋に閉じ込められた日常、崩れゆく理性
ある日突然、日常が奪われる。五十路の母が目を覚ましたのは、見知らぬ密室だった。
昼下がりの買い物帰り。後頭部に衝撃、意識が遠のく。目を開けると見知らぬ天井。コンクリートの壁、湿った空気。手足は拘束され、声は出ない。何時間経ったか。ドアが開く。男の影が近づく。無言で衣服を剥がされる。抵抗しようと藻掻くが、力は及ばない。冷たい指が肌を這う。羞恥と恐怖で全身が震える。それでも母は、家族の顔を思い浮かべ耐え続ける。しかし日々が経つにつれ、少しずつ心が蝕まれていく。与えられる食事、浴びせられる言葉。ある時、抵抗を諦めた自分に気づく。最後の一線を越えた時、涙が止まらなかった。
- ▸閉鎖空間に囚われた母の絶望
- ▸抵抗むなしく絡みつく影
- ▸理性の崩壊、本能の解放




















