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ダイジェスト&ギャラリー
16 SHOTS【作品について】
故郷に残した彼との再会。疼く身体、募る罪悪感、そして別れの決意。明日、会いに行きます。
故郷に残した彼。忘れかけたぬくもり。一度きりの嘘の再会。
久々に降り立った弘前の駅。冷たい空気が肺に染みる。待っててくれた彼の笑顔に、胸の奥がきゅっと締め付けられる。高校時代と変わらない優しい眼差し。2人で歩く慣れた商店街。指先が触れ合うたび、遠い記憶が蘇る。 旅館の一室。湯冷めした身体を彼が抱きしめる。最初は戸惑うように、やがて確かめるように唇を重ねる。彼の手のひらが背中を撫で、ゆっくりと衣服を剥いでいく。布団の上、久しぶりの肌の感触。彼の吐息が耳元で熱い。爪を立て、背中に汗をかき、声を殺して快楽に溺れる。本当は、もう別の彼氏がいるなんて言えない。 夜が明ける。彼がまだ眠る横顔を見つめる。全てを終わらせる覚悟を決める。帰りのバスの中で、涙が一粒こぼれた。窓の外、雪がちらつき始める。これで最後。そう自分に言い聞かせる。故郷に置いてきた恋。都会で掴んだ新しい愛。どちらも本物だった。
- ▸雪解けの温泉街
- ▸彼の指に絡む髪
- ▸別れの朝の背中















