桜
ダイジェスト&ギャラリー
11 SHOTS【作品について】
スペンス乳腺開発クリニック。扉を開けた瞬間、甘く、そしてどこか薬品のような香りが鼻腔をくすぐる。白衣を纏った桜ゆのが、微かに笑みを浮かべ、こちらを見つめている。 診察台に横たわる。ライトの熱がじっとりと肌を焼く。ゆのの指先が、ゆっくりと胸元に触れる。冷たいジェルが塗られ、機械音が静かに響き始める。 「少し、くすぐったいかもしれません」 囁く声が鼓膜を震わせる。視線は天井に向けられているが、全身が彼女の動きに集中していく。機械が肌を滑る感触、微かな振動。意識が、一点に収束していく。 汗が滲み出す。息遣いが荒くなる。ゆのの瞳が、こちらを見下ろしている。その視線には、熱が含まれているのか。それとも、単なる錯覚か。 開発という名の、甘美な儀式。欲望と緊張が入り混じる、禁断の空間。肌と肌が触れ合う瞬間の、爆発的な熱量。 理性は崩壊し、本能が覚醒する。抗えない衝動。もう、止まらない。











