女子大の壊れかけたソファー1

·2026/07/04

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【作品について】

女子大の片隅で朽ちていくソファーが見た、欲望の風景

女子大のソファーが見つめる、女性たちの欲望。

私は女子大の片隅にあるソファー。40年近く、生徒達の尻を支えてきた。新しいソファーが導入され、仲間達は処分されたが、私は歴史的備品として残った。しかし最近、不安がある。若い子達の素行が悪くなった。私を私物化し、綻びを見つけては無理矢理引っ張る。昔の生徒達は大切にしてくれたのに。でも、ソファーとして生まれた私は、彼女達が座ってくれる事で幸せなのだ。それが宿命。彼女達の欲望、喜び、悲しみ、全てを受け止める。ただ、静かに。彼女達の青春を、その肌で感じながら。壊れかけのソファーが見つめる、欲望という名の狂騒。淡々と、しかし確実に、ソファーは朽ちていく。その姿は、まるで時代の変化を象徴するかのよう。美しい言葉で綴られる、異常なまでのソファー愛。静かなる狂気が、そこにはある。

  • 歴史的備品
  • 私物化される
  • からだの綻び

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